好きなマンガ

みなさん、こんにちは!大阪編集部の三谷です。

すっかり寒くなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

人肌寂しいこの季節、あっつあつのおでんが食べたくなってきますよね。

ということで、今回のブログでは私の好きなマンガについての紹介をさせて頂きます。

ちなみに、私はかなりSF・軍事に精通しているミリタリー好きです。

 

紺碧の艦隊ー荒巻先生原作小説のSF戦争マンガです。

太平洋戦争時、1943年に南太平洋で戦死したはずの山本五十六が時空を飛び越え、  後世日本に召還されたところから話は始まります。

欧米に比べて物資も人員も経済力も工業力も劣っている日本。

前世での同じ敗北をしない為に、戦略と技術力に注力し「いかに負けるか」を意識した戦いが始まっていきます。

 

このマンガの面白いところは、史実に出てきた名提督や政治家が時代や名前を変えて登場してくる点です。例えば、、、

山本五十六=高野五十六 高杉英作 坂元良馬 東郷兵八郎 中岡新太郎 等々

 

また、近年でも歴史番組等でよく論争されている「歴史上のIF(戦略・戦術・兵器)」が 沢山出てきます。

例えば、、、

真珠湾攻撃ー奇襲にならない形で宣戦布告を行った後、ハワイ・真珠湾の米戦力への攻撃と出払っていた米空母を含む機動艦隊の殲滅。石油施設だけは残して占領統治。

パナマ運河攻撃ー米艦隊の増援を遅らせる為に潜水空母による奇襲攻撃。太平洋と大西洋、アメリカ西海岸と東海岸を隔て、復旧まで半年以上の大打撃を与える。

・紺碧の艦隊ー史実に出てきた潜水空母「伊400」をモチーフとした「伊601」主体の潜水艦による航空艦隊。世界中どこでも秘密裏に航空作戦を展開できる。

米原子爆弾工場への攻撃ー史実でのマンハッタン計画(1945年の原爆投下)を止める為に米国内奥地にある秘密工場への奇襲攻撃。アメリカの原爆開発を1年以上止める。

ユダヤ人国家「東邦エルサレム共和国」の創建ー南樺太の一部をナチスから迫害され流浪の民となっていたユダヤ民族へ割譲。国際連盟の承認も取り付け、日本の平和国家としての地位を向上させる。世界からの見られ方を変え、アメリカ国民の対日戦争感情を減退させる。

 

私は年150冊ぐらい本を読みますが、その中には歴史書も多く含まれています。自国の歴史(特に近代史)を正しく知ろうとすることに関して、昔から大変興味があります。

過去の連続から未来は作られている訳ですから、未来へのヒントは「過去=歴史」にあるといっても良いのではないでしょうか。それは自分自身にも当てはまることです。

本ブログは、かなりマニアックな内容になってしまいましたが、このマンガ作品からは「歴史の失敗から学ぶ」という視点を持つことの大切さを学べるので、歴史好き、戦史好きの方には大変お勧めですよ。

 

さて、次回のブログでは「今話題の東南アジアータイ・バンコク」についてご紹介をさせて頂きます。最後まで読んで頂きありがとうございました。コップンカーップ!!