『ミスコミュニケーション』

人に会ったら「挨拶しなさい」

何かしてもらったら「お礼を言いなさい」

間違いを犯したら「あやまりなさい」 など

 

企業勤めになると、なおさらここは最低限といえば正論なのだろう

 

3月某日

「そろそろ何か変えていきたいな・・」と感じ始める

 

4月スタート

「あ、人のためになる言葉を使おう!」とひらめく

※内心「俺やばいこと気づいた・・」とまで強く感じる

 

そう決心して4月

「おめでとう!」を距離の使い人に使いまくった

 

「おめでとう!」

「おめでとう!!」

「おめでとう。」

 

すると

正直おめでたくない出来事にも「おめでとう。」と言う自分が現れる

※思ってもない事を発言し続けると人はおかしくなる

 

そして結果「力んでいた自分がいた」と後になって気づく

※今は超フレッシュな状態

4月上旬にはすでにフォークとスプーンの呼び名すらごっちゃになっていた

むしろナイフがどれなのかもわからなくなっていた

 

例えば

「リラックスしてくださーい」と言われたら

「あ、リラックス、リラックス」

・・・

「リラックスしなければならない!!!!!!」と感じだす

それは本当のリラックスではない

(むしろ力んでいる)

 

でも力んで力んで力み切った先に

チカラが一瞬抜けて、あーもーどーでもいいわ

ふと宙に浮いたあの感覚・・

 

これこそが本当のリラックスと言える

 

つまり本当のコミュニケーションは

お互いがリラックスした状態でなければ実現されない

 

言っている本人と言われた側が

何も混じりっけない、宙に浮いた会話を成立させる

これがコミュニケーションであろう

(それ以外はすべてミスコミュニケーションといってもいいと思う)

 

じゃあ、無理に会話(僕の場合はおめでとう)するのではなく

まずお互いリラックスすることが重要

 

そのためにはリラックスできる

「何か」を大切にする、そしてそれは必ず手放してはいけない

 

趣味でも、誰にも言えない自分だけの癒し(コト)でも、だらしない姿でもいい

 

今の僕は

誰よりもかっこよく

タコスを食べることができる

 

フォークやスプーンなんて必要ない

 

おめでとう 俺

そしてありがとう 4月

 

ナイフはあいつに突き刺した