H2

 

ギャラクシーブックス 山田です。

 

日本文化と言えば…?そう漫画です!
海外でも日本のアニメや漫画が注目され市場が拡大しています。

僕は、漫画が大好きで小さい頃からたくさんの漫画を読んでおり、
僕はゆくゆく漫画事業部を作りたいと思っています。
実は企画会議に向けて準備を着々と進めているのは内緒です。

そこでこのブログでは今まで私が読んできたオススメ漫画を紹介していきます。

記念すべき第一回は、、、

 

『H2』

 

あだち充先生の作品ですね!
「ラフ」「タッチ」「みゆき」クロスゲーム」などの作品があります。
あだち充作品のいいところは、絵柄が全部同じだと言われるが、それぞれに個性があり全然違うキャラクター性を持っています。
そして、セリフの言い回し、ストーリーの展開の仕方、なんといってもコマの使い方が抜群に上手い!!
顔が同じで誰が誰と区別がつかないとは言わないように!

 

この作品は、

国見比呂、橘英雄、雨宮ひかり、古賀春華の4人を軸とした高校野球を舞台にした、
野球にかける2人の主人公と2人のヒロインの青春と恋の物語です。

比呂とひかりは幼馴染で、兄妹のように育ち、中学の時に比呂は、ひかりを親友である英雄に紹介する。
しかし、成長が遅く、恋愛面に疎かったため、1年半後にやってきた思春期でひかりのことが好きなんじゃないかと気づいてしまうが、
その頃、英雄とひかりは文句なしのベストカップル、さらに英雄は親友で最高にいいやつ。
比呂はひかりへの想いを誰にも言うことなく、その初恋を失恋する。
2人とは別の高校へ進学した比呂は、そこで新たに出会った古賀春華に好意を寄せられる。
比呂自身も春華に惹かれつつも、ひかりへの想いを断ち切れずに煮え切らない態度をとり続ける。
一方でひかりもまた、英雄というこれ以上ない相手がいながらも、比呂へ抱く特別な感情に葛藤し、それがまた英雄を悩ませる。

 

といった簡単なあらすじですが、

 

この漫画の秀逸なところは、最終回までこの四角関係を読者に考えさせるというところです。
この作品は、4人の関係だけに留まらず他の登場人物も含め大小の恋愛が散りばめられており、
他の登場人物のセリフを通して、読者に想像させ、ストーリーを展開させていく。
淡々とラブコメを書いているように見せて、根本には「切ない」がテーマになっており、
最終回ではあえてその後の展開を伝えないことで、それを読者によって様々な解釈をさせるといった物語です。

 

甲子園を目指し、幼馴染に恋をするという王道のようなストーリーと見せかけ、とても奥が深い作品です。

 

是非、最終回まで読んであなたの感想を教えてください。